昨日一箱古本市でサインをもらった。
内澤旬子さんの最新の著作。
韓国。バリ。エジプト。チェコ。モンゴル。
沖縄。芝浦。インド。アメリカ。
で。
屠畜の現場をたずねた。
イラスト入りのルポタージュ。
どれだけ屠畜が好きなんだ。。
というくらい。
屠畜への愛があふれている。
このルポの中のウチザワさんは。
あの細っこい体やゆっくりした口調からは。
想像できないくらいパワフルだ。
非常に細かく屠畜の工程を紹介していて。
イラストを眺めるだけでも興味深い。
というか。
イラストがすごい。
さらに。
工程そのものだけでなく。
屠畜にまつわる文化的背景や。
屠畜にかかわる人々のエピソード。
日本では根の深い差別意識など。
絶妙な語り口で綴られている。
全体的に深刻すぎない。
正直。
屠畜の現場に立ち会って平然といられる自信はないが。
この本は。
面白い。
スーパーで並んでいる。
パックのお肉が。
どこから来たのか。
そのことに。
想いを馳せて。
丁寧に食べよう。
と思える一冊。
いや。
むしろ。
肉を食べるひとは。
必ず読むべき一冊かもしれない。
102ページの一節。
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動物が死ぬ直前まで苦しまないようにと活動する
動物愛護運動は、動物の命をいただくことを正面から受け止めきれずに
あがいているようで、馴染めない。
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