Apr 30, Mon, 2007

『世界屠畜紀行』内澤 旬子

『世界屠畜紀行』内澤 旬子

昨日一箱古本市でサインをもらった。
内澤旬子さんの最新の著作。

韓国。バリ。エジプト。チェコ。モンゴル。
沖縄。芝浦。インド。アメリカ。

で。

屠畜の現場をたずねた。
イラスト入りのルポタージュ。

どれだけ屠畜が好きなんだ。。

というくらい。

屠畜への愛があふれている。

このルポの中のウチザワさんは。
あの細っこい体やゆっくりした口調からは。
想像できないくらいパワフルだ。

非常に細かく屠畜の工程を紹介していて。
イラストを眺めるだけでも興味深い。

というか。

イラストがすごい。

さらに。

工程そのものだけでなく。

屠畜にまつわる文化的背景や。
屠畜にかかわる人々のエピソード。
日本では根の深い差別意識など。

絶妙な語り口で綴られている。
全体的に深刻すぎない。

正直。

屠畜の現場に立ち会って平然といられる自信はないが。

この本は。
面白い。

スーパーで並んでいる。
パックのお肉が。
どこから来たのか。

そのことに。

想いを馳せて。

丁寧に食べよう。

と思える一冊。

いや。

むしろ。

肉を食べるひとは。
必ず読むべき一冊かもしれない。

102ページの一節。
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動物が死ぬ直前まで苦しまないようにと活動する
動物愛護運動は、動物の命をいただくことを正面から受け止めきれずに
あがいているようで、馴染めない。
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投稿者 noro: : April 30, 2007 10:32 PM | トラックバック
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